WAIコンサルティング合同会社様

【失われた30年を二度と繰り返さないために】32年間の実務による実践知をまとめた超大作

今回は『あなたと企業の個性を活かすBtoBマーケティングDX ―失われた30年の過ちを繰り返すな』を出版されたWAIコンサルティング合同会社 代表社員社長、谷古宇 啓之氏にお話を伺いました。

 

出版のきっかけや、本づくりで工夫したこと、出版記念セミナーの模様についてお話しいただいています。

ぜひご覧ください!

●著者プロフィール

谷古宇 啓之(WAIコンサルティング合同会社 代表社員社長)
中央大学で管理工学を専攻後、ITとマーケティングの双方の部門をセイコー、横河電機、リコーの3社で経験。失敗を乗り越えながら達成した在庫の半減、引き合いの10倍化、変革への経営計画の策定など、数々の成果を上げてきた。その32年にわたる実務経験ではITとマーケティングの技術を融合させた手法を確立し、対話を重視したスタイルを貫いて培った実践知を日本マーケティング協会のBtoB研究会や社外セミナーでも広く伝えてきた。
 2020年に独立し、翌年WAIコンサルティング社を設立。若い世代が個性を活かして活躍できる産業界の実現を目指し、多くの企業や学会においてコーチングとコンサルティングを実施している。
https://wai-consulting.com/

2025/7/4出版

あなたと企業の個性を活かすBtoBマーケティングDX
―失われた30年の過ちを繰り返すな

谷古宇 啓之 (著)

記事の目次

    出版しようと思った理由

    谷古宇さんは40歳を超えたあたりから、周囲に「谷古宇さんが普段話していることを本にしてほしい」と言われるようになったそうです。

    しかし、当時は提案書も残しているし、設計書もドキュメンテーションに残しているんだからそれを読めばいいのでは?と思っており本気にしていなかったそうです。

    ですが、55歳で会社を辞めて56歳で起業して忙しく過ごしていたところ、ラーニングス含め5社の出版社から出版を勧める声がかかったことから、なんとなくそういう時期が来たのかと感じ、本格的に考え、本づくりをスタートされました。

     

    のテーマはどのように決めたのか

    谷古宇さんは32年間3社で会社員として働いてきましたが、評価をしてくれる人はいるものの、結果は日本産業界が「失われた30年」と呼ばれる状況に陥っていました。

    そのため、若い世代の方には本当に申し訳ないと思うとともに、もし自分の仕事が正しかったのであればそれはしっかりと伝えていかなければいけないとも思われたそうです。

    失われた30年を作ってしまった世代の1人として、せめて自分の得た知識、技術、技能を残さないといけないと考え、出版されました。

    実際に出版をしてどのような反響があったか

    この本を読んだ読者から、

    谷古宇さん、これ3回読まないと理解できませんが、読み返す都度毎回新たな気付きを得られます

    という最高の褒め言葉をいただいたそうです。

    また、出版記念セミナーの後、若手会社員の方からは

    技術は自分で学べますが、技能はどう磨けばいいかがわからない

    というコメントを貰ったそうです。

    ここでいう技能とは、持っている技術をいかに相手のベネフィットに変換していくかという、特殊な能力のことで、これは師匠に付いたりと人の背中を見ながら学ぶと効果的に体得しやすいものですが、今はなかなか職場の中にそういう存在がいることが少なくなっています。

    だからこそ、セミナーや社外の人たちとのコミュニケーションはとても大事だと実感されました。

    そして中堅の会社員の方からは、

    職場のストレスは大きいが、やはり自分の個性を磨いていくしかない

    というコメントを貰ったそうです。

    相手が嫌だから、相手が変わることを考え始めたらストレスは溜まる一方なので、自分の考え方をどう変えていくか、そのためには自分の個性をどのように磨いていくかが勝負だよね、という話をされました。

    これらは日本企業全体の課題だと思いますし、短いプレゼンの中でここまで考えてくださったことはとてもありがたかったと、出版の効果を実感されています。

    インタビュー取材を受ける谷古宇氏

     ノウハウを未来に残す重要性

    あなたと企業の個性を活かすBtoBマーケティングDX ―失われた30年の過ちを繰り返すな』は谷古宇さんの長年のノウハウが詰め込まれています。

     

    ネットが普及した現代にわざわざ本に残さなくてもとお考えになる方もいらっしゃると思います。

    ですが、本であれば形として残るだけでなく、国立国会図書館にも残るので、未来の誰かの助けになることができます。

     

    これまで多くの成果を残されてきたのであれば、その経緯や工夫、考えを未来へ残し、次へつなげるための選択肢にぜひ出版をいれていただけると嬉しいです。

     

     おわりに

    ラーニングスでは、企業出版をされる著者様の多くから

    出版プロジェクトを通して、自分のやってきたことを未来に形として残すことができた

    というお声を頂戴しています。


    企業専門の出版社として、経営課題の解決だけでなく、貴社のノウハウを大切に未来へ残すお手伝いもしております。

    ぜひ一度ご相談いただけますと幸いです。

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