株式会社アイファースト様

ブログや日記、連載を一冊の本にまとめてみよう

ブログや日記を書いている人は多いのではないでしょうか?

人によっては何年も続けていたり、毎日コツコツとブログを書き続けて多くのファンを獲得している人もいるかもしれません。

せっかく、続けているものがあるのであれば、1冊の本としてまとめてみるのも良いかもしれません

今回は新聞での連載を一冊の本にまとめた株式会社アイファーストの鍋島一博さんの話を紹介します。

2020/11/13出版

小説信金破綻 前編 遥かなる希望

江坂 遼 (著)

日記を基にした連載を2年半続けた

鍋島さんは25年間西相信用金庫に勤めて様々な業務で活躍してきましたが、突然勤めていた信用金庫が経験破綻をしてしまいました。

職を失い、次に選んだ場所が保険会社。

3か月ごとに査定が入り、成績が悪ければ即退職という厳しい状況の中で、3年間トップの業績で走り続け卒業します。

その後は株式会社アイファーストを創業し、現在社員17名を抱えるまでに成長させています。

 

そんな波乱万丈の人生を送る鍋島さんは、実話をもとにして作られた「小説信金破綻」(前後編あり)を出版されました。

小説コンクールへの応募をきっかけに新聞での連載が決まり、その連載は2年半続くことになり、その連載をまとめる形で本を出版したのです

「当時、日記をつけていましたので、その日記と手元にあった信用金庫が倒産してしまった経緯についての資料をもとに、時系列順に毎日小説らしきものを書き続けました」

と語る鍋島さんですが、連載をコツコツと続けるのは本当に大変なことと想像できますね。

 

一冊の本にまとめる苦労

鍋島さんの場合は新聞の連載という少し特別な形ですが、ブログをコツコツと続けている方も多数いらっしゃると思います。

毎回読者に何を伝えたら喜ばれるかを考えて発信し続けるという作業は本当に大変で、苦労も多いでしょう。

 

10回、20回ぐらいの継続であれば本にするには少し少ない分量かもしれませんが、100回を超えてきているのであれば一度1冊の本にすることを検討してみてもよいかもしれません

鍋島さんも

「連載は連載でまた違った魅力がありますが、どうしてもどんどん流れていってしまうものなので、本に全てまとめたことでまた連載とは別の価値が生まれたと思います。」

とおっしゃっています。

 

出版後も、多方面から様々な反応があるようで、初めての経験がいろいろできるのも本の出版の良い点ではないでしょうか。

 

ブログや連載を本にまとめる時の3つの注意点

ラーニングスでもブログや連載を1冊の本にまとめたいという要望はよくいただきます。

ここでは、ブログや連載を本にするときの注意点を見ていきましょう。

 

①ですます調、である調などを揃える

ブログや連載の場合、その時の気分や読者ターゲットによって話し方を変えるのは普通です。

ただし、本にまとめる際には統一感が必要になります。

ですます調、である調だけではなく、一人称をどうするかにも注意しましょう。

「私」と「僕」の両方が混在していては読みにくい本になってしまいます。

 

②構成をよく考える

本の構成をまとめる際にも注意が必要です。

特にブログの場合、50個の項目を用意して章立てせずにまとめるという方法もあります。

一方、章に区切ることで一連の流れを通して学習してもらうように本をまとめるのも一手でしょう。

ブログや連載を本にまとめる時には、最初に全体の構成を考えてから作業を進めましょう。

 

③普段、ブログや連載を読んでいない人のことも考える

基本的には普段読んでくれている読者を想定するケースが多いと思いますが、そうなると「これは言わなくてもわかっているだろう」と考えて本づくりを進めてしまいます。

そうすると、場合によっては
「せっかく、興味を持って本を買ったのに、専門用語ばかりでわかりにくかった」
という感想をもたれてしまいかねません。

ブログや連載なら特に問題なくても、お金を払って読んでもらうことが前提となる本の場合は、通常よりも読者に寄り添う姿勢が必要になると考えましょう。

 

以上、今回はブログや連載をまとめて本にするケースについて紹介しました。

一つの本にまとめる、それも紙の本としてまとまると感慨もひとしおです。

 

「長期間続けているブログがある」

「社内報や取引先に渡している連載やメルマガを本にまとめてみたい」

以上のようなご要望があれば一度お話を聞かせてもらえませんか?

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